笑いの力!
5分間笑うのが5時間の運動をするよりずっとよい。実際に10秒間笑うときの運動量は3分間思いっきりオールを漕ぐ運動量と変わらない。
『笑いトレーニング』
1.肩の力を抜いて目を閉じた後、楽に笑う。顔と脳の緊張がほぐれるのが感じられる。胸が楽になり胸から頭へ安らかな感じが広がる。
2.顔を思いっきりしかめてみる。しかめた瞬間、胸がつまり、脳まで緊張するのが感じられる。
3.にっこりと笑っては顔をしかめてみる。何回か繰り返す。明るい笑顔をしてはさっと顔をしかめてみる。繰り返すと脳に良い運動になる。
4.いよいよ本格的に笑ってみるときである。笑うとき体に起こる感覚の変化を注意深く感じてみる。笑顔から始めて笑いをだんだん大きくする。
5.次は全身が揺れるほど激しく笑ってみる番である。初めは顔が笑って、胸が笑い、徐々にへそが笑い、最後には足の指まで笑うように思いっきり笑ってみる。脳がさっぱりしてさわやかな感じでいっぱいになる。
一指李承憲著 『脳呼吸』より